return; は、C/C++言語において関数から即座に抜け出すためのステートメントです。void型の関数(戻り値がない関数)で使用する場合、単にreturn;と書くことで、その時点で関数の実行を終了し、呼び出し元に戻ります。
目次
return; の動作について
return; が実行されると、以下のことが起こります。
- 関数の終了:
return;が書かれた行に到達すると、その時点で関数内の残りの処理は全てスキップされます。
- 呼び出し元に戻る:
return;によって関数は終了し、プログラムの制御が関数を呼び出した場所に戻ります。
このように、return; を使うことで、特定の条件が満たされた場合にのみ関数の残りの処理をスキップして、関数の制御を早期に終了させることができます。