目次
用途
回路動作










ON時のコレクタ電流Icの求め方
コレクタ電流ICの求め方は複数あり、①を使うのが正確になります。
①VCE-IC特性グラフを用いて負荷線を引いて求める方法
ステップ①:VCE=0の時のICを求める。以下の式にてVCE=0の時のICを計算します
\(\ IC=\frac{VCC-VCE(sat)}{Rc}\)
例としてコレクタ電圧Vcc=5V、コレクタ抵抗Rc=10kΩの時で計算すると
\(\ IC=\frac{5-0}{2.2k}=2.27mA\)
ステップ➁:IC=0の時のVCEを求める。以下の式にてIC=0の時のVCEを計算します
VCE=VCC-Rc×IC
例としてコレクタ電圧Vcc=5V、コレクタ抵抗Rc=10kΩの時で計算すると
VCE=5-2.2k×0=5V
ステップ③上記で求めた①➁のICとVCEをIC-VCE特性グラフにプロットし、2点間を直線で結ぶ
➁コレクタ電圧VCC、トランジスタ飽和電圧VCE(sat)、コレクタ抵抗Rcより求める方法
ON時のコレクタ電流ICはコレクタ電圧Vccにトランジスタ飽和電圧VCE(sat)を引いた電圧にコレクタ抵抗値を割ると求めることが出来ます。
\(\ IC=\frac{VCC-VCE(sat)}{Rc}\)
例としてコレクタ電圧Vcc=5V、トランジスタ飽和電圧VCE(sat)=0.3V、コレクタ抵抗Rc=10kΩの時で計算すると
\(\ IC=\frac{5-0.3}{10k}=0.47mA\)
オープンコレクタ出力回路
アナデジ太郎の回路設計


オープンコレクタとは?接続方法とNPNとPNPの違いについて
【この記事で分かること】オープンコレクタとは、どんなものか? NPNとPNPの違いがわかる。オープンコレクタの使い方(接続方法)がわかる。