空調機の仕組みについて

■冷媒
熱を移動させるために使用される物質(通常時はガス)
圧力をかけることで液化し放熱、圧力をなくすことで気化し、吸熱する性質を持つ

■熱交換器
温度が高い物体から低い物体へ、効率良く熱を伝導させる機器

■圧縮機であっためる仕組み
冷媒を圧縮することで原資と分子の運動が激しくなり温度が上昇することで暖かい空気を作り出している。

■膨張弁で冷やす仕組み
膨張弁に強力な圧力がかかっている冷媒が液体の状態で流れてくる。この時は弁が閉じているので圧力がかかっている。

この弁を開くことで冷媒が一気に圧力から解き放たれて気化する。気化するときに周囲の熱を奪うため冷やすことが出来る

目次

暖房の仕組み


①圧縮機により冷媒を高温にし、室内機の熱交換機に送られる。
➁この時の冷媒は室内の温度より高温であるため、熱が室内へ移動していく(熱は高温→低温へ伝わるため)。これをファンで送風している
③室内に熱が移動し温度が下がってた冷媒を膨張弁でさらに冷やして室外機の熱交換機に送る。
④この時の冷媒は室外の温度より低いため室外の熱を取り込み温度が上昇する。
⑤これを圧縮機で再び圧縮することで冷媒を高温にするというサイクルが回っている。

冷房の仕組み

※暖房の時と冷媒の流れが逆になる

①圧縮機により冷媒を高温にし、室外機の熱交換機に送られる。
➁この時の冷媒は室外の温度より高温であるため、熱が室外へ移動していき冷媒が冷える(熱は高温→低温へ伝わるため)。
③室外に熱が移動し温度が下がってた冷媒を膨張弁でさらに冷やして室内機の熱交換機に送る。
④この時の冷媒は室内の温度より低いため室内の熱を取り込み室内の温度が下がる。これをファンにより送風している。
⑤これを圧縮機で再び圧縮することで冷媒を高温にするというサイクルが回っている。

参考文献

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